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【想いを繋ぐバトン】「いっくんお兄さん」が描く、子育てに優しい社会へのロードマップ

子育て中の皆さん、子どもたちに関わる全ての皆さん、そして未来の社会を担う中高生の皆さんへ。

今日は「いっくんお兄さん」こと伊藤匡哉が、なぜこれほどまでに「子育て」というテーマに情熱を燃やし、多岐にわたる活動を展開しているのか、その根底にある深い想いと、具体的な活動の全てをお伝えします。これは単なる個人の活動報告ではありません。「子育てに優しい社会」という壮大なビジョンを実現するための、具体的なロードマップなのです。

魂を揺さぶった「あの日の出来事」

なぜこれほどまでに「子育てに優しい社会にしたい」という理念を掲げるのか。その答えは、人生を決定づけたある「原体験」にあります。

20歳、学生だった頃のことです。電車の中で、忘れられない光景を目にしました。

ベビーカーを押した若いお母さんが、「すみません、すみません」と何度も頭を下げている姿でした。彼女は吊り革につかまる乗客たちに囲まれ、肩をすぼめるようにして立っていました。赤ちゃんは泣いていました。

そして、あるおじいさんが「うるさいなぁ」と言い放ち、次の駅で降りていきました。その言葉が、心臓をえぐり取るようでした。

その瞬間、心には言いようのない「怒り」と、自分自身への「惨めさ」と「情けなさ」が押し寄せてきました。結局、何も声をかけることができませんでした。ただ心の中で「大丈夫だよ」と祈ることしかできなかったのです。

あの日、心に誓いました。「こんなに子どもに優しくない世の中を変えたい!」と。その決意こそが、「子育てに優しい社会にしたい」という理念を、具体的な行動へと導く原動力となったのです。

「いっくんお兄さん」伊藤匡哉のプロフィール

1994年3月29日生まれ、愛知県出身です。現在の活動は多岐にわたりますが、その全てが「子育てに優しい社会」という揺るぎない理念に繋がっています。

保有資格と経歴

  • 保育士
  • 幼稚園教諭1種
  • 小学校免許
  • 公認心理師(登録番号:第51521号)

名古屋学芸大学を2016年に卒業後、公立幼稚園で3年間勤務しました。公務員という安定した職を辞してまで、SNSでの活動に力を入れたいと考えたのは、より多くの人々に理念を届けたいという強い思いがあったからです。

専門性の深化

現場で子どもたちと向き合う中で、心理学を深く学ぶことを決意し、第4回公認心理師試験に合格しました。心理学の知識は、子どもたちの発達を多角的に理解し、保護者の皆さんの悩みに深く寄り添う上で、かけがえのない力となっています。

さらに2021年には、特別支援教育界のスペシャリストたちが集まる専門研修に推薦され、2023年には2ヶ月間の集中研修を修了しました。多様な子どもたちのニーズを深く理解し、それぞれの発達段階や特性に合わせたきめ細やかなサポートを提供するための重要な知見を得ています。

活動の羅針盤 – 理念・ビジョン・バリュー

全ての活動の根底には、揺るぎない「理念」、明確な「ビジョン」、そして具体的な「バリュー」が存在します。

理念:「子育てに優しい社会にする」 あの電車の中で感じた「何て生きづらい世の中なんだろう」という問いに対する心からの答えです。子どもたちがその子らしくのびのびと育ち、親が安心して子育てできる社会を目指します。

ビジョン:「子どもに優しく、余裕ある大人を増やす」 子どもたちが笑顔でいられるためには、まず親が笑顔でいることが不可欠です。親御さんが心にゆとりを持ち、自信を持って子育てに取り組めるようになれば、その笑顔は必ず子どもたちにも伝播します。

バリュー:「子どもにかかわる人の『からだ』『こころ』『おかね』の余裕を確保する」 これら3つの要素がバランス良く揃って初めて、親は心から子どもとの時間を楽しむことができ、子どもたちも健やかに成長できると信じています。

「いっくんお兄さん」の多彩な活動

「子育てに優しい社会」を実現するための情熱は、多岐にわたる具体的な活動として展開されています。

1. パパママHAPPY講演会の主催

「子育て余裕のでる話」や「子育てとお金の話」といった、子育て世代が直面する現実的な課題に深く切り込むテーマで講演を行っています。公認心理師としての知識に基づいた実践的なヒントを提供し、保護者の「こころ」と「おかね」の余裕を確保することを目指しています。

2. 幼稚園への療育指導

2つの幼稚園の顧問として、特別な配慮を要する子どもたちへの専門的な療育指導を行っています。園の先生方と密接に連携し、個々のお子さんの発達状況やニーズに合わせた支援計画を立案しています。

3. 行政機関での子育て相談会

公認心理師として発達に関する窓口で、日々子育てに悩む保護者の相談業務に直接当たっています。子どもの発達に関する不安、行動の問題、子育てによるストレスや孤独感など、保護者の皆さんが抱える心の内を丁寧に傾聴します。

4. 中高生向け「KOKOROKUBARI」講座

未来の社会を担う中高生に向けて、「相手を想うコミュニケーション術講座KOKOROKUBARI」を開催しています。相手の気持ちを想像する共感力、自分の気持ちを適切に伝える表現力、多様な意見を受け入れる受容力などを育みます。

5. 地域貢献活動

企業と連携した子どもたちへの遊びイベント提供、子育て支援者団体の運営、商業施設での親子遊びイベントなど、地域全体で子育てを支える環境づくりに取り組んでいます。

6. 多方面での講師業

子育て支援センター、放課後デイサービス、商業施設、学校など、様々な場所で講師を務め、子育てに関する知識や、子どもの心理、コミュニケーション術などを広く伝えています。

7. オンラインでの情報発信

  • 「顔出ししないYoutube mama AI ちゅ~ぶ講座」の主宰
  • ママ向け動画編集スクール「ママ動画CAMP」の運営
  • 社会風刺をテーマとしたYouTubeチャンネル2つの運営
  • 音声メディアでの情報発信

これらのオンライン活動は、時間や場所の制約がある子育て世代の皆さんが、手軽に学び、情報を得られるための重要なツールとなっています。

誰に届けたいか?

この活動は、特定の人だけを対象としたものではありません。実に幅広い方々に届いてほしいと心から願っています。

  • 現在子育て中のパパ・ママ
  • 子育てを終えられた方々
  • 子どもを支援する専門家の皆さん
  • 祖父母世代の方々
  • 未来を担う中高生
  • あの日の電車で孤独を感じたような全ての方々

活動は、孤立しがちな子育てに携わる人々が繋がり、互いに支え合い、共感し合える温かいコミュニティを育む場となることを願っています。

未来へ繋ぐメッセージ

私たちの社会は、子どもたち、そして子育てをする親たちにとって、本当に優しい場所でしょうか。

時に厳しく、時に孤独を感じる子育ての道のり。しかしそれは本来、子どもたちの成長を間近で見守る喜びと、無償の愛に満ちた、かけがえのない時間であるはずです。

「いっくんお兄さん」こと伊藤匡哉は、あの日電車の中で感じた後悔を二度と味わいたくない。その一心で、多岐にわたる活動を展開しています。

「大丈夫だよ」と、あの時言えなかった言葉を、今、この活動を通じて、子育てに奮闘する全ての皆さんに届けたいのです。

お問い合わせと次の一歩

活動にご興味を持たれた方、共感してくださった方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

講師依頼はもちろん、メールマガジンでは講演会の開催情報や、子育てに関する有益な情報を定期的に発信しています。

連絡先

共に、子どもたちの笑顔あふれる未来を創造していきましょう。皆さんとお会いし、この大切な活動を共に推進できることを、心待ちにしております。